出た~~!!運動すればうつなんざは治るだろ奴~~!
うつ病には運動がオススメ!
って話はよく聞きます。
僕自身ボクシングやってますがうつ病に効果はあるか?というとある!といいがたいですが、抑うつ対策にはなっています。
僕がフォローさせて頂いている方にマッチョのうつ病疾患者がいます。
体を鍛えれば自分に自信がついてうつ病治る…だと?
ハッw結局ただの精神論じゃねぇかッッッ!!!! pic.twitter.com/A3hsRBTq3y
— 錦山まる@メンタルヘルス漫画準備中 (@nishikiyamamaru) 2019年6月9日
彼は自分の身体を晒してるツイートをしていました。
ナイスバルク!んーお見事!消防隊員か自衛官、中山きんにくんのようなマッチョボディー!
ここまで来るのに時間と労力を費やしたんだろうな、と素直に感動、アンドリスペクト
‥しかし彼のうつ病は治った、とはいえず未だに通院をしている模様です。
運動すれば鬱病なんざは治るだろ。
これは部分的にはあってます、でも本質的には間違いである、と僕は思います。
運動すりゃ鬱は治る?その根幹は充実した一日をデザインすること
僕が一年以上通っているメンクリの医師は一年以上こう云っています。
今日はダメだなぁ‥って日があったとして、そのまま終わらないこと、散歩でもいい、洗濯でもいい、遊びにいってもいい
そういった気晴らしで、一日を終えて眠りにつく時、
今日は一日ヤッタなぁ‥いい一日だった
それをくり返すことがうつ病を治す方法なんだよ。
彼は医師ですので、基本は投薬治療です。
でも彼の治療のアプローチからは、
器質による精神疾患は結局自分が治すべきもの、という姿勢を感じます。
それでもやっぱり、抑うつに支配されて魔界ゲートが開いて一日なにもできない日があります。
流石にそんな日はしょうがない、
単純に怠ける→怠けた自分に自己嫌悪になる→15時くらいから抑うつモードになる→終了ッ!敗北ッ!
まぁこのパターンになるのは健常であってもあるような気がします。
正直、もったいない。
抑うつのタネは、エネルギーのダマ
人間のもつ活動エネルギーは正義のエネルギーも悪のエネルギーもありません。
でもネガティブな方向ばかりにエネルギーが流れてしまう、これが抑うつ。
抑うつを感じなくても怠け癖が発動する日はこのエネルギーが使いずらい「ダマ」になっていて、その「ダマ」が腐ってダメな一日にしてしまう。
猫は毛玉を吐き出します、それと同じように、なんらかの方法でエネルギーの「ダマ」を吐き出さなければいけません。
この行為がエネルギーの発散です。
この発散の方法は運動だけでなく30分程度時間のかかる洗濯や掃除、料理なんかでもエネルギーは「発散」してデトックスできます。
そう、運動すればうつ病が治る、の本質は、一日を抑うつに支配される前にエネルギーの発散が必要、それには運動の「習慣」が最適ってことです。
やっぱ運動は億劫です、でも「習慣」づければ労力なく続けられます。
体重110kgオゥバァの僕がボクシングの稽古続けられてるんだからそれは間違いなァい!
そして有酸素運動や筋トレは自律神経を整えます。
夜眠りが深くなります。
発汗することで肌ツヤがよくなります。
雑な過食衝動が抑えられます。
いいことバッカリじゃねぇか!
オススメのエネルギーのダマの発散の仕方
‥といってもいきなり走ったりボクシングはハードルが高いと思います。
喜びがないとやっぱり続かない、義務でやってると鬱に転んじゃいます。
そこで簡単にできるエネルギーの発散の仕方をさんたろうが紹介します。
①がっつり30分以上かかる家事
部屋の掃除、洗い物、これらは目に見えて成果があるのでオススメです。
でも僕のイチオシは洗濯、楽しいですコレ
楽しみとして
洗濯機にいれれば自動で洗濯してくれる
柔軟剤や洗剤にコダワリをもつと楽しい
洗濯したてはいい匂い
干した洗濯物が風になびく様はかっこいい
取り込み→畳みもタイムアタックや工夫の余地がある
そして結構時間がかかる、これがエネルギーの発散になります。
しかもお金そんなかかんない!
楽しいよ!
②散歩
でたぁ!王道!散歩!でもこれ義務感すげぇんだ!
この散歩、というか徘徊にはうつ病も絡んでいます。僕も抑うつが酷い時はようウロウロ夜中徘徊していました。
そんな徘徊に喜びなんぞないわけで‥
そこで喜びがでるだろうアイディアです
☆グーグルマップで行ったことのない駅や神社を調べてそこを目標に歩いてみる☆
ここでポイントなのはナビを動かさず、自分でルートを考えて歩いてみることです。
抜け道はいっぱいある、でも本当に歩きやすい道は?行きやすいルートは?
そんなことを考えるとノウハウが生まれます。地図を読む技術もつきます!RPGみたいで楽しいよ!
☆☆お地蔵さんを探してみる☆☆
子どもの頃はお地蔵さん、いっぱい見かけたと思います。
オトナになってしばらくみてねぇな、ってなるけどそんなことなくてオトナになって視界が高くなって見えないだけです。
ドラクエの小さなメダルを探すように、ゲームのサブイベントを探すように、視野を広げてはどうでしょうか?
普段見えなかったものの発見は嬉しいです、そしてそれはうつ病にならなければ出会えなかったものでもあります。
もしかしたら笠地蔵的なみたいな恩返しがあるかもよ!ねーよ!
☆☆☆ポールウォーキング☆☆☆
田舎だからそんなもんねーよ!!って人にはポールウォーキングがオススメです。
登山用の、スキーで使うようなスティックを使ってのウォーキングです。
動画:ノルディックウォーキングをはじめよう!(うるさい動画だ、しかし魅力的だ)
二本の杖を持ってのウォーキング、まるで足が四本になったかのような感覚があります。
歩く、とはまた違った感覚を得られます。ノウハウも身体に蓄積されます。
寝たきりでバキバキになった身体にはピッタリです!
ポールは安いモノで3000円でお釣りがきます。(リンク楽天)
ポール持ってるだけでトレーニングしてる人だーと見られて不審者に見られません。
楽しいよ!
ただ人混みには若干不向きと思います。費用はそこまでかからないので持っておいて損はないですけどね。
でもって財布を持たず水筒にお水を入れていけばお金かかんない!
自転車でサイクリングなんかもいいですね。
楽しいよ!
まとめまーす
まとめ
運動すればうつ病は治る、は本質的には間違っている
うつ病を克服するには一日一日を抑うつに負けず、良い一日を過ごすこと
小さな抑うつの原因はエネルギーのダマ、それを「発散」するための喜びのある「活動」をすること
「活動」は楽しみがなければ「習慣」とならない
運動すればうつ病は治る、の本質は、自分なりに充実した日々を過ごせば鬱病は治る
って話です、そしてそこで出会えた喜びは疾患を抱えなければ出会うことのなかったものです。
筋トレにしてもダイエットにしてもなりたい自分を成し遂げるには途方もない時間が必要です。
でも一日を喜びで征服するのはできないことじゃない!
喜びでぇ!人生をぉ!征服すべぇし!
コレデスヨ!
2018/12/19富士さんたろうが記す