2018年夏頃の話を引き続き書いてきます。
ジム通い週5で達成できた三週間の間に練習生の先輩から声を掛けられた。
この前車のってるのみましたよ、あのあたり住んでるんですか?
あ、あのあたりですね。先輩もあのあたりで、うんイオンのあたりです。ちょっと遠いですよねぇ‥ジムってのは駅前の目立つ場所にあることが多いみたいですよ。やっぱ観られるってのがプロには必要で‥
しかしさんたろうさん、ミットしっかり打てるようになったんですね。スゲェ成長ですよそれ。
照れた
痩せました?いや太りました3kgほどウソォwwでも身体は締ってるのは見えますよ。
その調子です、さんたろうさん見てると、俺もガンバロって思います。
嬉しかった。
先週の土曜日密かに憧れている先輩の横でサンドを打たせて貰った。
彼のパンチはキレイ、クセがなくて、速い、
ボディブローがまだ体得しきってないので横目でチラチラみて盗むことにした。
盗んでいるのがトレーナーにばれる。
2人とも同じ色のシャツきて同じ稽古してますねwとチャカされる。
‥密かに目標にしてるんで‥とは言えなかった。
で、その日のミット打ち、自分で言うのもなんだけど最近サマになってきた。
ベースがSのトレーナーは打ちやすいコンビネーションの他になれないコンビネーションを要求してきた。
いじわるだわ!
先に会長とのミット打ちを終えた先輩が正座して見ていた。会長も腕組んでミット打ちをみていた。
ボディブローを挟んだコンビネーションはまだ身体に落ちていない、すると体力の消耗が半端ない
トレーナーはちょっと休みいれますぅwとS特有の茶化し、その答えにヤレェルぅマスる!と全身で答えた。
見学組、そのファイトに爆笑w
役者をかじっていた僕は見られるっていうのは快楽でチカラになる、ということを知ってる。
見られてっから頑張んなきゃ、というアプローチ以上に、それが力になる。
お金じゃ得られない経験をさせていただいたと思う。
普通の生活をしてたんじゃできないすてきな思い出を作らせてもらったと思う。
そこまでついてきてくれた自分の身体に感謝したい。
ここまで導いてくれたジムのスタッフと先輩たちに感謝したい。
なによりここまでこれた!そんな自分を誇りに思いたい!
どこのジムに行ってるかって?参照(駿河男児Desafio7~富士の国祭り~ に参加してきたはなし)
多分クセのある人が多いけども、芸やってた頃の友人たちに比べるとクセすくなめですw
そしてボディブローコンボの基本は腰旋回をやり直すこと。
フック→腰旋回戻し→ブロー→腰旋回戻し→フック→って感じですね。
これを身体に
ボクシングをやってると課題が次から次に見つかる。刺激的だ。
そんな話を医師に話した。
笑いながら聞いてくれた。
継続できる環境ができあがったみたいだね。その環境は、君が、作った!
君は、ほんと、よくやってるよぉ↑→↓(西の国訛り)
16:30に受けた診察。きっと先生も僕なんかよっぽどハードな状態をみてきた一日だっただろう。
でも、この優しい言葉と表情、この先生の余裕とタフネスはどこから来るのだろう。
嬉しかった、涙がでそうになった。でも男は泣きません。こういうシーンでは泣けません。
この医師に会えてよかった。ボクシングジムに通えて良かった。
病気と向き合えてよかった。
そんな七月でした。
2018/07/31 富士さんたろうが記す。