のはなし

428に至るまでのサウンドノベルの歴史のはなし

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428~封鎖された渋谷で~がリマスターという知らせを聞いていてもたってもいられずこの記事を書いています。

このゲームはテキストを目で追いながらキャラクターの行動を決め、その行動が他のキャラクターの行動に影響を及ぼし
やがてバラバラだった登場人物が一つの事件に立ち向かう展開となっています。。が、正直ここまで「サウンドノベル」が進化を果たすまでが長かった!
サウンドノベルゲームでしかできない体験進化するまでの過程暑苦しく解説させてもらいます!

サウンドノベル、ノベルゲームの歴史

文字のある時代から存在する「小説」という文化に比べるとその歴史は浅い。
具体的にはコンピューターがある程度家庭用に普及し始めてから。
その頃のノベルゲームは電子紙芝居という代物だったが、日本においては「アドベンチャー」ゲームとして伝わった。
その電子紙芝居をどうやって発展させるか、ノベルゲームというよりの発展させるよりも
マリオなんかのアクションだったり、ウィザードリやドラクエだったり。
コンピュータゲームでしか体験できないことにテレビゲームは進化していったと思う。
そこからサウンドノベに進化させたのが不思議のダンジョンシリーズや初期のドラクエを生み出したチュンソフト

弟切草→からの→かまいたちの夜→からの→→からの→428である。

弟切草とかまいたちの夜が与えた影響

92年発売のサウンドノベル第一段弟切草は若いカップルが洋館を彷徨うアドベンチャーです。
当時はえ、そうくる?という意欲的というか試験的な作品も多く。例えば弟切草から五年後の97年に本当に音だけのノベルゲーム風のリグレットが発売されています。
お話はまだまだお化け屋敷探検の域をでてなく、今やるとちょっとつらい。
プレイする度にゲームが変わる、といっても多少の影響

その2年後に発売されたサウンドノベル、サウンドノベルのレジェンドかまいたちの夜です。
雪山で閉ざされたペンション内でおきる不可解な事件。あなたは犯人を突き止めることができるか?
犯人を突き止められずに夜がふけると犯人が暴走してペンションにいる人物全員を手にかけようとします。
この「ジェノサイドルート」ひとつひとつの選択肢が重く、それこそ死活をわけます。

本当にプレイするたびに展開が変わる‥。

ここから生還するEDまで進むのは至難の業です。
「ジェノサイドルート」を回避するのは初見では難しく、かまいたちの夜をプレイしたことのある人なら必ずこのルートを通るでしょう。

かまいたちの夜ではゲームを通して臨場感あふれる演出の中お話を読み、
え?こんな展開あったの?という先の見えないワクワク感を生み出しました。
ここでこの行動はありえないでしょう?
そんな行動しなきゃいけないルートがあったりで
小説を読む、という体験をゲームでしかできない体験に落とし込んでいます。

さてこのかまいたちの夜の後、家庭用PCの発達、吉里吉里などのソフトウェアの開発により、素人でもサウンドノベルゲームが作れる環境が整います。
かまいたちをリスペクトして作られた1999クリスマスイブとか、同人ゲームとしてスタートして今や不動のコンテンツとなったひぐらしのなく頃になどが有名ですね。
こっちも全部のせが売られるみたいですね。

そんな流れの中、サウンドノベル、をメジャーゲームとしてコンシューマーゲームとしてフルプライス出すには当然ハードルが上がるわけで、

そんな流れの中で生まれたのが「街」運命の交差点です。

ザッピングシステムに振り回された 街~運命の交差点~

ザッピングシステム、という言葉があります。
1人のキャラクターが行動して、もう1人のキャラクターに影響や制限を与えるという。
いかにもゲーム向きなシステムだ!と当時は考えられていましたが、それを活用できた例はあんまり無いです。
例えば、レオンとクレアの2人の主人公が活躍するバイオハザード2

互いに影響を与え合う、というよりは二つのお話をなぞるだけでした。

ゲームにはメインのお話があるわけで、そのメインから外れてしまうと、パートナーにも外れたようのオハナシを用意しなければいけない。
メインのオハナシ何本もあると一本一本も軽くなっちゃうし。
となると、ただの群像劇でよくね?、という結論に至ってしまう。。

この辺はゲームの自由度なんて言葉にも影響していて、ゲームの中で自由なだけではいけないんです。
自由なゲームの中で、ゲームの中でキャラクターや世界に影響を与える、そんな自由が欲しいんですよ、プレイヤーは!

で、この街というゲームもザッピングシステムを元にゲームデザインしています。
面白い試みだったと思う。
でもねーこのゲームの攻略法(バッドEDを迎えない方法)として、他の物語の主人公に会わないこと。なんですよねー。
これだったらただの群像劇でよくね!?
コレジャナイ!
って思っちゃうんですよ。だってザッピングありきのゲームがお話を読むのに邪魔な要素でしかない。
ゲームのクオリティ自体はかまいたちの夜に比べ格段に進化してます。
実際の渋谷で、役者を使っての背景は臨場感あふれます。
そこにはかつての北陽の伊藤ちゃんがいたり窪塚洋介がいたり、そういう意味でも面白いです。
でもね。
コレジャナイ
感が拭えないんです。
実際ドラマを撮るのと同じくらいの予算がかかった本作、売れ行きも芳しくなく、
次回作の計画もあったようですが頓挫します。

こっから忌火起草かまいたちの夜の続編を創りますが、どうもゲームだからできない体験にまで落とし込めず‥

が、僕らのチュンソフトはここから428で巻き返しをかける!

ゲームにしかない体験がそこにある!
つづく完成されたザッピングシステム428封鎖された渋谷でのはなし

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