Qじゃあその「抑うつ」ってヤツが無くなれば治ったっていえんの?
これはしっかり調べたわけではないけども。
病気や怪我は完治。
うつ病の場合は寛解と云います。
寛解
全治とまでは言えないが、病状が治まっておだやかであること。
これはうつ病に限らず、癌や白血病などの再発の危険のある病気にも使われるそうです。
そう、うつ病は再発性があるのです。
僕は何度もこの抑うつに引っ張り回された人生を送ってきました。
でも完全に病気と向き合った生活をしているのは33才の人生の中で今だけです。
僕の病気、気分変調性障害はうつ病に比べて軽い抑うつが何年も続くという病気です。
元気な日もある、でも元気でない日もある。
みんなそんなもんだと思ってました。
でもそんなこともないようです。
病気は人生の哲学すら蝕んで歪ませていきます。
ま、自分の話はこのくらいにしといて、他の人の話をします。うつ病の、他の人の話ね。
デイケアで出会った人々、面識はなくともツイッターで出会った人々。
いろんな人とこの病気を通じて出会ってきました。
一年たっても僕より酷い抑うつと戦う人もいます。
三ヶ月や半年の休養を通して職場にカムバックする人もいます。
そういう人でも心療内科に通いながら薬を使いながら日々突然あらわれる抑うつと戦いながら治療を続けています。
森山直太朗さんの曲で「なんにもないへや」という曲があります。
歌詞の解釈は人それぞれですが僕はこれひきこもりが社会にでる歌だと思います。
この歌の最後のフレーズ
何時か、時が来たら、僕は、部屋を、この部屋を捨てる
待ち受ける困難な日々の中を
やるかたない顔で歩いていくんだよ。
待ち受ける、困難な日々に僕は
かけがえのない仕合わせを感じて行くんだよ。
病気と自分と向き合いながら、待ち受ける困難な日々にかけがえのない仕合わせを感じて生きる。
これが病気が治った、という状態なのかな。
とまだ見ぬ自分の未来を、焦点の合わない自分の将来を見据えながら思います。
2018/07/26富士さんたろうが記す。
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