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病気であることは貴方のせいではない

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病気の対義語は健康

特にここでは精神疾患的な病気について書いていきます。
今回も参考にさせて頂きました
対人関係療法でなおす気分変調性障害、水島広子氏著

さて病気の対義語とは、戦争の対義語は平和である。正義の対義語は、、また別の正義である。
病気の対義語は健康です。

健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない。とある。

一方病気とは

①本人にとって望ましくない、苦しい状態である
②病気になったことは本人のせいではない。
③病気の症状は本人のコントロール外である。
④治療の対象になる。つまり治せるものである。
と本にはある。
つまり健康の定義からすれば本人にとって望ましくない、良好な動的状態でない、ということになりますね。

病気を抱えるさんたろうの考察

精神疾患の僕の場合、病気の定義を身体に落とし込むことは難しい。

①本人にとって望ましくない、苦しい状態である
病気、いろんな病気があるけど、これは僕の場合、例えば自己嫌悪に陥った時、たしかに苦しい。
でもこの状態が望ましくない、というと正直わからない。
その憂鬱の感情に浸っていることが自分の中で、快楽、というわけではないが
望んでこの状態に敢えて浸っている、そう思うこともある。

②病気になったことは本人のせいではない
これが僕の中で目からうろこだった事実、自分が嫌いになったのは自分の責任。
潜在的にはこの過去が悪い、と結論をつけているが、この状態になったのは自分のせいだ、と責める傾向がある。
そのため、自暴自棄になることも少なくない。

③病気の症状は本人のコントロール外である。
これをきいた時ははっとした。
例えば脚を骨折したとする、そうすると歩くのが困難になる、というか歩けない。
その人にランニングを強要することは酷、というか無理のあることである。
つまり骨折をした状態で脚を使うことは本人のコントロール外である、ということである。
自己嫌悪になったり、自信がおそろしく無くなくなったり、身体が疲れやすくなったりすることは
自分のコントロール外でのできごとであり、気に病む必要がないのである。
骨折した自分が歩けないことを責める必要がない、ということです。

④治療の対象になる。つまり治せるものである。
自分の抱えている気分変調性障害、この病気の存在を知るまで、
この状態を性格の問題だと僕は捉えてきた。
それを払拭するためにいろんなことに挑戦しつづけてきた。
でも、そういった心のモヤモヤは晴れることは無かった。
勿論、僕の病気は人生で自分の世界を立ち上げる、これは必要なことであるが
適切な治療をうけることによって治療可能であったのかもしれない。
自分の人生が徒労だった、とは思わないが、治療可能な病気であったのである。
これは僕にとって「希望」であった。

それは病気である、というアプローチ

さてこの本には、くどいほどに「自分が望ましくない、苦しい状態」である時に
その感情に浸る前にそれが「病気」であるのではないか?自問自答してほしいとある。
それが病気を治すアプローチにも繋がる、と!

どうにもならない状態(自分のコントロール外に感情が暴走した状態)になった時。
例えば泣きながら街を徘徊したり、どんなロープが適当かそんなことを調べだした時に

これは病気だ!自分のコントロール外の状態だ!今の自分には休養なり治療なり適切な処置が必要だ!

「病気」の状態と今の自分を把握して、自分のコントロールに戻す必要があります

声を大にしていいたい。
今の貴方が抱えている暴走した哀しみや怒りは、あなたの責任ではない!
あなたが抱えている病気、それに振り回されているだけで
あなたはなんにも悪くない!

貴方に悪いところなんてなんにもない!そりゃ考え方は見つめ治す必要はあるかもしれないけど。

それで自らの人生に幕を閉じたり、自分を嫌いになる行為をするのは、もったいないことなんです!

届いて欲しい、自分の責だ、と思い込んでる、憂鬱に浸っているすべての人に、届いて欲しい!

2018/01/30記す

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