人生

人生⑪ママチャリで茨城に行って青春を感じたはなし

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yopparai_machi
画像は当時の僕が抱いていた青春のイメージ流石いらすとやさんだ!どっか闇がある!

G語大学のJDと合コンしたのさ

大学二年だったか、合コンを開いてもらって僕も呼んでもらえた。

相手は東京外語大の学生だった。当然こちらは男ばかりさ。
飲み屋→カラオケでオールからの残った人たちでマクドナルド
うーん青春してたなぁ僕も。
三時頃から女子の話を聞いてたのだが別次元の世界のように感じた。
いろんな華やかな話の中で自分もなんとか会話についていく。
自分との心の接点をできるだけみつけて、可愛くて頭のいい彼女たちに感心しながら。
その中で一番衝撃をうけた言葉がコレダァ!
ダメな彼を私が変えてみせる!
(´゚д゚`)エ
これは完全に僕の認識の外だった、完全に僕の知らない世界を彼女たちは生きている。
ほんとに飲み会は盛り上がったけど彼女たちとは二度と会うことはできなかった。
距離が、違う、場数も、違う、光る魅力、プロフィールがない。ついでに言うと世界も違う。
好きな女の子を彼女にするのは無理なんじゃないかと思った。
彼女たちはきらびやかな青春のなかにいて僕は違う。。
その辺はこの記事(僕がエリートであった故の2つの苦労)に書いてあります。
前回からのつづき
二年の夏休みだったか、文京区から北区に引っ越した自分は本当にうつうつとしていた。

色んな衝動を込めて、駆けた茨城へ

こんな知らせが届いた。
僕の吹奏楽部の先輩、二つ上の先輩が病気で亡くなった。
中高一貫男子校で吹奏楽部だ、つきあいは深い、
あの人、もういないんだ。、、そんな喪失感があった。
葬儀に出る気にはならなかった。
だって悲しいだけだし、その当時の自分がより彼の知る自分より腐っているのが分かってたから
ああ、いつか、いつか、僕も。。時期はとにかく、誰にでも必ず起こることだ。
初めて意識した、この人生に終わりがあるということを。
僕はいてもたってもいられなくなりママチャリに乗ってどこかに旅だった。
あぁたしか、たしか茨城の牛久にでっかい大仏があるんだった。
ジャンパーはパタゴニアだ、このジャケットがあれば夏場なら野宿もできる。
何日かかっても自転車で行くんだ!
大仏みずに、、、人生終わってたまるか!
なんという決意、よくわからん衝動にまかせて
AM9時、自転車にまたがると僕は全力疾走した。

二時についた。

思いの外近かった。その、、この、、達成感ってヤツは、、
ま、当時はスマホとかなかったからね、若干途中道にも迷ったさ
それなのに、、いくらなんでも近いだろ!これじゃ日帰りできるじゃん!
ということでそっから自転車で聞き覚えのある土地土浦に向かった、土浦だったら漫画喫茶とかあるかもしれない。
途中のコンビニで地図を読み読み土浦を目指す、まったくゆかりのない土地に自転車で一人、興奮した。
近い、と思い込んでたが土浦に着いたのは9時過ぎだった。
逆ゥー!全部イメージと逆ゥー!遠いィーーーー!
今はどうかは知らないけど漫画喫茶も無かったのでホテルを取った。
完全にチェックインができない時間だったが
自転車でここまで来た大学生です、と言ったらキャンセル部屋を案内してくれた。
ちょっと街を散策、
いかがわしいお店の並ぶ通りは閑散、いや人通りは一切なかった。
パンチパーマのでっぷりとしたYシャツを来ているおじさんが手もみしながら
“兄貴ィ”‥待ってましたァヨ‥
と声をかけてきた。
!?
絶対これババア出てくるパティーンじゃん!?じゃん!?そしてなにその特攻のタクみたいなセリフまわし!
一目散で逃げ出した。
外で客引きをしている年もそこまで変わらない若いワタミの店員に声をかけた。
忙しい?/いやヤバイ暇です。/閑散としてるよね、ところで俺この辺初めてなんだけどおいしいラーメン屋とかない?/んー、あー、まっすぐいったトコに松屋があります/‥君はそれでいいの?
/ナンモナイッスカラ‥/誇りィ、、プライドモッテェ‥
そういえば茨城栃木出身の友人は地元の友達がいる要素以外で地元を愛していない、ように感じる。この街並みをみて、なるほどですねーとしか思えなかった。なるほどですねー
僕には知らない世界はいっぱいあるな、と思った。
ホテルで一晩寝て起きると謎の衝動性は無くなっていた。
ホテルの人にどこいくの?と言われ東京戻ります、といった。
ママチャリで途中までとはいえ北海道までいったハチミツとクローバーはすげぇよ。
途中で、あ、これ無意味だ、と思わなかったんだから
この無意味な衝動こそ青春そのものなのかもしれない。
冒頭の彼女たちは華やかな青春のなかにいた。
僕は卑下と自虐のなかの青春にいた。
これも青春、それも青春
思えばこれは初めての「家出」体験だったかもしれない。
アパートに戻った自分は友近のコントを思い出し居酒屋のバイトに応募する。
赤羽の居酒屋はほんとに自分の望んでいたカオスの極みだった

つづく

あ、ママチャリは帰りの途中でホイールがゆがんでしまいましたとさ、痩せてる人にはわからない世界に生きてるんですよ、存在するんですよ、あなたのしらない世界

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