のはなし

僕が「エリート」であった故の2つの苦労のはなし

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pose_nakineiri_man前回の記事では中高大と男子校生活を送ったエリートだったら感じるだろう一般的なことを書いた。
今回は個人的なエピソードをまじえて
そんなファンタジーがどんな影響をもたらしてきたかを書いていく。

前回も個人的なエピソードで冗長になったけどね

  • 「エリート」であることをカミングアウトするということ

人は見た目によらない、というが人の性格はもとより、過去なんかは見た目では判別しようがない
僕がそんな極端な境遇にいたなどわかる術はないのである。

当時、27歳くらいだったか、アンタのそういうトコが素直に嫌い、と指摘してくれる女の子(彼女も同い年)がいた。

なんで、根は優しいのに細かい配慮ができないの?特に女の子に対してなんでそんな人を傷つけかねないことを云うの?
そういうトコ、貴方のそういうトコが嫌い、あとちょっと清潔感に欠けるトコも。
飲み会の席だったということもあってちょっとヒステリー気味に怒りを込めて、でも声を荒げずに
こう問われては真剣に取り合わなければならない。
慎重に、自分のいいたいことを吟味して、それがしっかり伝わるように。

こう切出した

俺中高一貫男子校で大学も理系なんでそういうのがわからない、かもしれない

 

と言い終わる前
うぁぁ、そっかー、ずっと男子校で、あ、そっかーわかんないわそれわかんないわー
ごめん、アンタの嫌いなトコ全部それが原因だったわー!
‥飲もう‥、このチーズ揚げおいしかったよ。
前回の記事このエピソードだけでいいんじゃないかという経験をした。

 

自分が「エリート」であることをカミングアウトした時のリアクションは様々

 

そんなの関係ない、と怒り出す。
これは学校生活で苦労をした人がよくとる。
うぁー、そっかー、なるほどぉんこうなるわけですね、と僕をネギラう。
上で書いた女の子もこのリアクションに含む。
俺がお前んときにはさぁ嫁さんいて子供ができててという多分自分の息子に云いたいことを僕に言ってるんであろう50歳そこそこのおっさんはこのカミングアウトに急に怒りを帯びた眼をして
お前の親はそのことをどう思ってる? 
と、凄んだ彼は「エリート」ではないが高校は男子校だった。さみしい想いをしたようだ。
また小学校の段階で判断できないことを僕に決断させたのは親の責任というわけだ。
もっともバブル世代の彼は戦前の日本の一角を育てる男を育てたいとか、どこにでも嫁に出せる娘にしたいとか、機械だったら誰にも負けないプロフェッショナルにしたいとかそういった養成所としての学校から、学問を修めるというテイのモラトリアムを楽しむ為の学校となった転換期の世代だったのかもしれない。
そういうわけで彼の通った高校は当時男子校で、今では共学である。
小学校の段階で判断できないことを判断させたのは親の責任というわけだ。

 

まぁ彼の想像するとおり寂しい想いというか、惨めな想いとか、僕だけでなく僕に関わった人にも寂しい想いをさせただろう「苦労」をしている。
枕が長くなった。
僕がしたエリートであるが故の苦労を書いていきたい。
  • 僕がエリートであった故の苦労~その①~
女性の尊さがわからない。
よくエリートは二極化すると云われている。女遊びしすぎるプレイボーイと、女に縁のなくなるキモオタ
どっちが気持ち悪いか、どっちも気持ち悪い、僕は後者である。
これは男子校のいいところなんだけどもスクールカーストというものが少ない。
カードゲームで遊んでるヤツも、タバコすってるヤツも、エロゲにはまってるヤツも、部活に打ち込んでるヤツも、ガリ勉も、普通に会話する。
僕は部活に打ち込んでるヤツだったけども女遊びの激しいヤツがこういっていたのを思い出す。
彼女ができるっていうのはもっと難しいもんだと思っていたけどさ、簡単すぎてかなり戸惑ってる
彼はファンタジーから脱却したといえるだろうか。

後に彼は女遊びにウツツを抜かしすぎて、

まるで女の子をティッシュのように扱うね

と僕からツッコミをいれられることになる。

二人とも笑っていたけど僕は彼のことを軽蔑したし彼もさみしそうだった。
それ以来彼とは口をきいていない。

女子よ、ティッシュになるべからず。

これも女心がもっといえば女性の尊さが分かってない発言なのかもね。

女に縁のなくなるキモオタもそうである。
見た目に気を使ってないので第一印象の段階でハジかれる
合コンなどで会話は盛り上がるのに今度会おうよ!って段階でハジかれる
最悪デートをすっぽかせられる
すると女性に対して軽蔑してしまう。そうするとますます縁が遠くなる
この軽蔑の経験から女性に対して失礼な発言をしてしまう
そういったことはこれからそういうことは学ばなければいけない。そういってくれた女性もいた。
  • 僕がエリートであった故の苦労~その②~
女性とのかけひきがわからない
いわゆるモテる男、僕からするとだらしない男がいる。
三股四股あたりまえ!最盛期はヤマタノオロチを完成させた!そんなヤツだ。
でもそれってモテるっていうよりは立てたフラグを全部回収してるというか取れそうなもん全部取ってるだけでしょう?と僕は思う。
回転寿司で流れてきた好きなお寿司ぜーんぶ手元に置いてるのと一緒じゃん!とか思う。
女から紳士的な人だと評される男がいる。

僕には女ビイキをする下心満載のスケベにしかみえない。

というようにこういった女性に好かれる行動をする男を軽蔑してしまう傾向がある。

でもそれってやっぱり偏ってるんだ。

さっき女性を回転寿司のとれる皿と例えたが

僕にも大好きなカケガエのない世界で一人のお寿司を手を伸ばせば手に入れられるチャンスはあった。

背が高くて、ポニーテールの似合う、見た目クールビューティーだけど内心自分のルックスにコンプレクスがあって
本当はちっちゃくてかわいい女の子でありたくて
見た目で判断されるような高飛車な淑女を保ちつつ、子供のような女の子がいた。
僕は彼女の放つエネルギーが大好きだった。ネガティブなものも、ポジティブなものも
傷つきやすいけど気の強いコだった、彼女の口癖のサイテー!が大好きだった。
多分これが思春期だったら恋だと気づけたのだろう。僕は気づけなかった。
渋谷の街を二人で歩いたことがあった。
あまりこの街は好きではない、なんだかスリバチの中に真ん中に駅があって街を強引にコピペしたみたいで。
そんな僕は彼女は袖を掴みながらねぇねぇ、面白いお店いっぱいあるよガーリックガーリックだって!ハチミツ専門店、かわいい!とかしゃべった。
なんでそんなこと云うんだと僕は思いつつ、渋谷の街がキラキラしてみえた。
これがアプローチだったんじゃないのか?と思ったのは半年後くらい。時既にお寿司である。
アプローチをムゲにしたならば当然、嫌われる、直接的には表さなかったが、そんな印象をうけた。
本当に申し訳ないことをしたと思っている。
自分のチャンスが云々というより彼女を傷つけてしまったのではないか、と本当に後悔している。
他にも突然自分のことをしゃべり始めたり、後でそれがフラグだったんだなぁと気がついたり。
なんでこんなこと俺にメールしてくんだろこのコっていうのが好意の表れだと後になって気づいたり。
これは心を開くことが難しい、そういったことをしてこなかった自分にも問題があるのかもしれない。

 

まぁこれが自分の思っている「エリート」であった故の苦労。後悔だ。

 

どのくらい後悔している?

と問われるならば、

しにたくなるほど後悔している。
けして大げさないい方でなく。

 

2017年11月23日うp主yとして記す

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