メンタルヘルス研究

毒親③毒親は「非定型」発達障害

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独自研究:毒親①毒親の毒はポイズンじゃなくてToxicでは毒親の定義
前回の記事は毒親②毒親が理解をしない理由‥役割をこなしていないという認識からの、ロールの押しつけ、ですね。

毒親③毒親が持つ世界観

さて今回も水島広子氏著の毒親の正体を軸に、そんな毒親が持つ世界観について書いていきます
結論だけ先に言います。

結論:毒親は発達障害

厳密には非定型発達障害社会生活に支障がない程度の発達障害、また診断とは縁も無く自覚もない非定型発達障害の人が、毒親になりうる。ということです。
水島広子氏もこの発言をツイッターで発信した時、バッシングをうけたそうです。

発達障害の人は毒親だ!子供を育てるな!とは言ってません。
そして僕は発達障害でない、もしかしたら身近にも居なかったので理解が浅いです。

発達障害自分は人とは世界観が違う、と自覚することで良き人生を送れると解釈してます。
また周りの人がこの人は世界観が違う、と認識することで円滑につきあうことができると思います。

そう、「世界観の違い」は人格も、個性も、関係ない。

男女の世界観の違い、宗教の世界観の違い、生まれた国の違い、いろんな世界観の違いが世の中にはあります。

でも

生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何がわかるというのだろう

っていうヤツです、生き方や人生を費やして打ち込んでいることや、人格、魅力には一切関係ないのです。
また僕には、そういう側面もあるかもしれない、と思いつつも、その疾患を抱えていません。
正直理解が追いついていない、そんな記事になるかもしれません。

その前提でこの記事を読んでください。

発達障害とは?

発達障害はひとりひとり特性が異なります。が、大きく分けて3つに分類されます。
参考サイト(りたりこジュニア発達障害)より

学習障害(LD)

知的発達に大きな遅れはないのに、書く・読む・聞く・話す・計算するといった特定の行動が困難な状態

自閉症スペクトラム(ASD)

対人関係・社会性やコミュニケーション能力に困難があり、興味や関心の幅が狭く物事に強いこだわりがあります。
同じ行動を繰り返したり、柔軟な思考や変化への対処が難しい人もいます。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)

「気が散りやすい」「集中力がない」「忘れっぽい」「落ち着きがない」「思いつきで行動してしまう」「しゃべりすぎる」「待てない」など、
年齢に見合わない不注意、多動性・衝動性によって学業や日常生活に支障が出てしまいます。

ベクトルが同じようで違うんじゃないかなそれ?でも共存するような気もする。
これらをひとまとめで発達障害、といいます。そして

社会生活に障害を来すレベルの人を「発達障害」と呼び、またそうでない人、社会生活に障害を来すレベルでない人を「非定型発達障害」と呼びます
前述しましたが「非定型発達障害」の人は診断を受けたわけでも自覚があるわけでもない。

それ故に、毒親になりうる。

毒親の持つASDとADHD

ASDタイプには「毒親の正体」にはこう記されてます
いわゆる「空気が読めない」タイプ
自分が不安や恐怖を感じることについて断定的に述べるタイプ
他のこととのバランスを考えず、自分が考えたことをおしつけるタイプ
ウチの母にもそういう気はある‥。

ASDの分かりやすい特徴として二つをあげています。


「心の理論の欠如」

「心の理論」とは、この状況では相手はこんな風に思っているはずだ、とか、こんなふうに言ったら相手はこう思うだろう、というような常識的な「読み」です。
ASDの人には「心の理論」がもともとインストールされておらず、1度体験して「パターン認識」することで蓄積していくしかなく、応用は利かないのです。


「横のつながりの欠如」

一つのテーマを突き詰めることついてはとても秀でているのですが、例えば「でもそんなことを言うと、お嬢さんの生き方を否定することになりますよね」と、
異なる視点からのコメントをすると固まってしまう、という特徴です。固まった結果、とりあえず反撃する、という人も少なくありません。
中略
「なるほど、そういう考え方もあるよね」と自然に受け止めているような類の会話が、ASDの人にとっては突然の「奇襲」に感じられ、
「自分の領域を侵害された」という被害者意識が生じてしまうということなのです。
何気ない一言が、かなりの変化球に感じられてしまうのです。

この心の理論の欠如、横のつながりの欠如から
「人を傷つけることは言ってはいけない」という結論は理解してても、「太ったねw」「おばさんなのに若くみえるねw」などという言葉が人を傷つけるという感覚がないので、
そのまま口に出してしまいます。本人はあくまでも「だって事実だから」ということなのです。
(2P中略)
また、ASDの人には生活習慣上のことや政治的なことなどに、とらわれがある場合が多いものです。
同時に、衝撃を受けやすいため、衝撃的な情報、特に危険情報のようなものに触れると、それが烙印のように心に刻まれて、「常に警戒すべきもの」となりがちです。
もちろん、ASDでない人の場合も同じ事は起きますが、それは、その後の別の情報で修正されてバランスがとれていきます。
しかし、ASDの人の場合、最初の情報が「烙印」のようになっているため、なかなか別の情報で修正することができません。

ADHDについては
他人のことにはやたらと気を遣うのに自分の子どもには何の気も遣わない
(中略)
また、ADHDの人は、パッと思いついたことをそのまま行動に移すことが多いのも特徴です。行動力があるのです。
個人のレベルでは問題がないのですが、子どもとの約束や計画が関わる場合には、子どもからすれば「約束を破られた」「ハシゴを外された」体験になりますし、
何より衝撃を受けます。
そんなふうに、ADHDの親は子どもを傷つけることが多いのです。

必要なのは「自覚」

発達障害、ここでは社会生活に差し障りのない非定型発達障害の人は外ヅラは悪くないかもしれません。
ASDの「心の理論の欠如」は、思ったことをすぐに口にして改善できるハツラツとした人に見えるでしょう。
ADHDの人はすぐ思いついたことを行動に移せるアクティブな人に見えるでしょう。
ただ、「親」と「子」の関係に落とし込むとこれがややこしくなります。
父が若い頃お世話になったオバサンに小学生の僕はクイズを出しました。
オバチャーン!きってもきっても切れないものなーんだ?(回答例:水)
親と子の縁!(ドヤァ)
小学生の俺「‥」
これがややこしくなる原因だ、きっと。
発達障害を自覚することで、よりよい人生が送れる、と僕は書きました。
またこの人は発達障害の世界観を持っているんだ、と認識することで円滑な関係が作れるだろう、と書きました。
必要なのは、世界観の違いの、「自覚」と、「認識」
毒親との関係を攻略するヒントはここにあると思います。

ここで一端きります。
精神疾患あるある、として誰にでも持ちうる所じゃないの?
みたいな側面があります。
次からは自分の言葉で書きます。
ADHDとASDによる、僕の実体験に基づくハナシを。
毒親④非定型発達からみる僕と母の毒親エピソードへつづく

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