メンタルヘルス研究

毒親②毒親が理解をしない理由<親と子の愛着スタイル>

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前回の記事独自研究:毒親①毒親の毒はポイズンじゃなくてToxicからの続きです。
僕の母親は毒親です。
※警告※
※この記事は毒親の母を持ち、精神疾患を抱えている富士さんたろうが書く記事です※
※本ブログは主観的な感覚で書いています。感想を含みます。※
※そのため偏った意見も交えています。※
※理解を深めたい人は水島広子氏著の「毒親」の正体 精神科医の診察室からの購読をオススメします※

今回からは水島広子氏著「毒親」の正体より記事を書いて行きます。
水島広子先生はカウンセラーをやっています。独自研究:対人関係医療でなおす「気分変調性障害」←この記事を書く上でもチカラをお借りしました。

それは怯え、というより支配

彼女の元に母親に連れられてきたAさんという女性がいたそうです。
彼女はカウンセリングに消極的、でもこれは連れられてきたのでしょうがない。
そんな状態ではカウンセラーを信用できるわけもなく、まぁよくある話。ただカウンセリングを重ねるにつれてAさんに母の怯えが見えてきます。
以下の印象的なセリフで表現されています。

「私に治療は必要ありません。私は大丈夫です。お母さんが心配しすぎているだけです」

「絶対に後で報復が来る。今こういう話をしていることも、絶対にお母さんに言わないでほしい」

毒親を持たない人には??となるセリフだろうけど、毒親を持つ人にはあるあるすぎて。
毒親とその子との関係を示す簡潔なセリフだと思います

そう、毒親を持つ子は毒親に「支配」されてしまうんです。

親と子の愛着スタイル

愛着スタイルに繋がる考え方は緒方俊雄氏の「慢性うつ病は必ず治る」にも書かれています。
この本に書いては記事を書きました。「支配型」と「依存型」。
独自研究:緒方俊雄氏著「慢性うつ病は必ず治る」支配と依存

「毒親の正体」には母親(的な役割)の人とその子に対する関係に踏み込んでます。
引用
【安定型の愛着スタイル】
自分が求めるときには「母親的役割」の人が、愛情を提供してくれる、という育ち方をした人。(中略)
困ったときには人に助けを求めることができ、助けが得られるという希望を持つことができる
【不安型(とらわれ型)の愛着スタイル】
自分が求めたときに「母親的役割」の人が、温かくたすけてくれることもあれば、冷たく突き放されることもある、という不安定な環境で育った人。(中略)
大人になってからも「相手に見捨てられるのではないか」という不安を感情の基本に持つようになり、
相手との関係維持のために不適切な言動をとることにもつながる。
【回避型(愛着軽視型)の愛着スタイル】
「母親的役割」の人がいない、あるいはいてもあまり気にかけてくれず、情緒的やりとりがほとんどない環境で育った人(中略)
助けを求めるという習慣がなく、大人になってからも、自らの不遇の人に相談するという発想が出てこない。
引用ここまで

‥僕の場合は不安型の愛着スタイルだと思う。
母は温かく助けてくれることもある。そしてソトヅラもいい。
でも冷たく、ヒステリーを伴って否定されることもある。多くある。どんな時だろうか?

僕は高校時代、学校があわない、という自分ではどうにもならない問題を抱えていた。
そんな相談に対して母は感謝が足りない!と僕を罵った。
人生⑧これが抑うつ状態ってヤツですわ
戸惑いと、そして自分はもしかして、誰にも理解されないハグレモノなのでは?
と自分を疑った。

役割とキャラクター(ロール)

人には役割っていうモンがある。僕の尊敬しているフォロワーさんのツイートを引用させて頂きます。


で、僕は思うワケです。
その役割を果たすことで人は居場所を手に入れることができるんじゃないかって。

‥母は自分の「役割」を達成している。
父も僕も掃除というモンが苦手だ。父は独り暮らしを大学以来経験していないのでもしかして洗濯の仕方を知らないかもしれない。
また父は糖尿病持ちである。母の支えがなかったらば今年で65才になるがこの年まで仕事をできなかったかもしれない。

我が家では母無しでは色んなコトが成り立たない。母無しでは家の管理ができない。

そういう意味では主婦としての「役割」をはたしている。
でもその役割口を出されるのが凄く嫌みたいで。
父のTシャツと僕のTシャツの仕分けが間違えていて僕のオキニのTシャツを父が着ていた。
こうやって所有権が移ってしまうことはままあっそれ気をつけて、と母にいったところ、母はヒステリーを伴って怒りだした。

感謝が足りない!

感謝って言葉は母と僕とでは違う。
感謝って言葉は、ナニカを達成した手応えと、自分と、そこまで導いてくれた環境や人を慈しむ言葉。
一方母は、どういうことなんだろうまく言葉にできない。自分に対する尊重、感謝が足りない、ってことでしょうかね。

僕の休職中の仕事の出勤時間は7時半、残業よりも早出が多い仕事だった。6時にはプラントにいなきゃだよね、みたいな。
早起きは苦痛でないけど22時頃にそろそろ寝なきゃそんな憂鬱はあった。
6時には職場、ということは、5時半には家を出ていたい。朝ご飯は食べないと身体がもたない。

母はそんな僕のために食事を用意してくれた。
でも流石にそれは必要ない、朝ご飯くらいはなんとかできる。
母の食事は遅れることもあった。熱いスープで喉を火傷しながら飲んで走って車に飛んでくこともあった。

これだったら、食事は用意してくれなくてもいい。無理せんでいい自分でできるから
と伝えたらでました!感謝が足りない!

母は自分の「役割」を否定されると怒る。
これは母が独自研究:緒方俊雄氏著「慢性うつ病は必ず治る」支配と依存でいう所の支配型の人なのかもしれない。

そして僕への「役割」を果たしてないことを非難する。
疾患に対しても理解があるようで、それは克服した人のキラキラした話をするだけの種である。
疾患者本人には「変わっている人」というレッテルを張る。
彼女からみて僕は
そういった「変わった人」であることはロール(役割、ドラマでいう彼女が望んでるキャラクター)から外れており
たのしく夕飯を楽しめないことはロールから外れていて
いい年しても結婚どころか彼女もいないことはロールから外れていて

中高一貫男子校の青春が卑屈に感じる息子はロールから外れている

そのことに頭にくるこうあるべし、を押しつける。
働けないことにブチブチ言う親、それはこういうことなのかもしれないよ!
そう育てられた僕はすっかり自分を確立できなくなって人に相談することも、自分を信用することもできない人間になってしまった。
高校時代の母とのやりとりを思い出しフラッシュバック(考察PTSD 僕の場合のフラッシュバック)に苦しませられる日も少なくない

まとめ

まとまらないのでまとめます
母親的役割の人とは愛着スタイルがある。
それは安定型、不安型、回避型
いわゆる毒親をもつ人は不安型、回避型のスタイルをもつ人が多い。
支配型の人は「役割」を重要視する
自分がその「役割」を否定されたり、親しい人が「役割」をはたしてないと怒りの感情を持つ。

そんな感じ

多分あと二編続きます。
次回はそんな支配的な毒親が持つ世界観について書いて行きます。
毒親③毒親は「非定型」発達障害
2018/08/18富士さんたろうが記す

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