のはなし

東京の予備校の寮で浪人をするという選択のはなし

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センター試験を初めてうけた日のことを覚えている。
ほぼ浪人確定だな、と思い受けたセンター試験だった。
静岡には珍しく雪が降っていたのをよく覚えている。

一日目の試験を受けてテレビをみると土曜ロードショーはRONINだった。

大学落ちた人の映画じゃなくてスパイのアクション映画です
フフっと思わず笑ってしまったが妹は真顔で何が面白いの?と応えた。

さて僕は大学浪人時代を経験しています。

この浪人時代というのはなかなか過酷です。

特に勉強の仕方がわからない状況の人には。

宅浪という選択

宅浪という言葉があります。
自宅で浪人する、自宅で勉強する、そんな一年を過ごすということです。
自分のペースを掴んでる人にはそれも有効かもしれないけどあまりオススメできません。
一度だけ家庭教師のバイトをしたことがありますが、
三時間授業を受け持ちましたがその間に親御さんがお菓子を持ってきてくれました。
三時間は確かに長い、一息つく必要があるのは事実ですがそれは個人の判断すべきこと。
お菓子の差し入れはありがたい、のですがそれのおかげで勉強がノってきても一息つかなければいけなくなる。
僕の親は家で勉強しているとパヤオのドキュメンタリーがやってるよーー!と大声で僕を呼びました。
勉強をしているという状態を親は理解しているのか、と疑問に思いました。

勉強の習慣がない人というのは親にも責任があると思います。

親が勉強に理解が無いと無意識に邪魔をしやすい。例えそれが好意のある行動だとしても。

宅浪→2年以上の浪人は生活が本当にすさびます。
最悪のパターンとしてそのままひきこもり、ニートにジョブチェンジするという可能性もあります。
TがなくなってNEETに!
ていうか浪人って立場は、ナニカに所属していない、という意味ではニートと変わらない状態です。
浪人として過ごすことを選ぼうとしているアナタ、それを自覚して浪人することを選びましょう。

予備校の寮で過ごす、という選択

人生でも触れましたが、僕は東京の立川にある寮で浪人生活を過ごしました。
これがなかなかいい選択で、僕には向いていたと思う。
予備校の寮にはどんな境遇の人がいるかというと
当たり前のことですが浪人生しかいません。
東大落ちて浪人する人
医学部落ちて浪人する人
高校時代にまともに勉強してなくて浪人する人
ほんとレベルはいろいろいますがみんな共通することは浪人して大学入試に備える仲間だということです。
まぁ10年以上前の話になるけども、具体的にどんな生活だったか書いていきます。

設備

一人部屋です。
といっても本当に小さい部屋で三畳あるくらいでしょうか?
漫画喫茶のブースを大分広めにした感じをイメージしてもらえると分かりやすいでしょうか。
ベット、机、そしてクローゼット、これだけの部屋です。
エアコンは各部屋についています。
でも自分の勉強をするための基地としては充分すぎるほどの設備です。
二階より上は個人部屋となっており
一階は食堂、風呂、エントランスとなってます。
食堂では食事の間だけテレビが見れます。
食事は朝7時から8時、夜18時から19時
そのタイミングを逃すと食べられません。
テレビは生徒がチャンネルを変えてよく、
美少女戦士セーラームーン(実写)がいい眼の保養となり
鋼の錬金術師が毎週流れていました。
エドが国家錬金術師に15歳だったか、ともかく若くして合格してるのを見て
浪人という立場の僕たちはナニカ思うものがありました。
エントランスにはソファーと椅子が用意されていて
新聞が三紙もとってありました。
天声人語なんかは試験にでたこともあるので目を通しておくことは大事です。

一日のスケジュール

基本的に朝9時から17時の予備校の授業にあわせて行動をします。
朝食
9時授業
遅くても17時終わり
18時夕飯
20時門限
ザクザクっと書くとこんな感じです。昼食は弁当がでるわけじゃないので外食です。
でもこの昼食が高校でたての田舎育ちの自分にはなかなか楽しかった。
安上がりにぱぱっと済ませたいなら吉野屋!
ちょっとゴージャスに、松屋!
卵かけご飯を食べたい浴びるほど!さくら水産のランチ!
なんとご飯お味噌汁卵海苔が食べ放題です。
日曜勉強がノってない日は駅南を散策しつつゲーセンで遊びつつ立ち食いソバ屋でうどんを食べました。
立川にはいい立ち食いソバ屋があるんですよ。今は知らんけど。

勉強のスタイルは基本的に自習です。

授業を中心にした勉強よりもこうなります。
まぁある程度受験勉強をした人ならそうなると思いますが。
浪人という道を選んだからには部活もない、文化祭もない、そんな立場なのでひたすら勉強に打ち込みましょう。

講師の1人がいいました。
きみらは浪人生だから勉強をしないとね。
僕も浪人を経験していてその頃は勉強を頑張った。
ボールペンをね、一日で使い潰したもんだ。
そしてボールペンの先を手の甲にあてると、ジュっと焦げるにおいが、これは冗談だけどね。

この暗い講師が僕は大好きでした。

その講師の言葉を間にうけ、僕は一日英単語をひたすらおろしたてのペンでノートに書き続けました。
16時間耐久勉強!しかしボールペンは三分の二しか減りませんでした。
そのことを講師に報告したところ
今はボールペンもイイモノになってるんだねぇケケケと笑われました。

それも青春、これも青春。
ナニカに夢中になれた自分は間違いなく青春を謳歌していたと思います。
途方にくれているあなた予備校の寮、という選択オススメです。

ただ勉強は間違いなく自分でやるものです。孤独な作業です。
予備校の寮にいけばなんとかなる、というものではありません。

受験シーズンさなかにこんな記事を書くのもどうかと思いますが
残り少ない一日一日、一秒一秒を試験に向けて費やしてください。
歩数は距離を裏切らず!がんばって!
イッツソーイージー!はっぴふぉーわんだふぉー!YATTA!

2018/02/06記す
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